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現実世界と文学と

ここでは私が興味を持った小説を邪推して裏を読んでその考察をしていきたいと思います。

『井上ひさし』ナインと中流・2

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『井上ひさし』ナインと中流・2



○状況確認

作中時期
・昭和59年(現在)

・昭和40年夏(新道少年野球団が大会で準優勝)


・表Ⅰ「ナイン」のポジションとその後の進路

ポジション

進路

一塁 明彦

丸の内へ勤務(会社員)

二塁 陽一

新宿のホテルでコック

三塁 忠

コンピューター技師

遊撃 光二

中学校教師

左翼 常雄

自動車学校経営(経営者)

右翼 誠

小料理屋(自営業者)

投手 英夫

家業を継ぐため修行中

捕手 正太郎

詐欺師

中堅

不明


・作中の野球場は国会議事堂本会議場の暗喩ではないか。
国会議事堂本会議場



野球場


どちらも扇形で形状がよく似ている。


作者の井上ひさしさんはとても政治には興味関心のある人だと知っていた。
ひっとしたらこれは何かの暗喩ではないだろうかと考えた。

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